龍の庭に思いを重ねる
このブログで書くことなのかというのもありますが、人生での選択をひとつ昨日はしたというか、そんな感じの一日でした。
急にそうなったのではなくて、紆余曲折があり、多くの方の応援と理解を得ることの困難さが少し、それぞれが綯い交ぜな日々が一段落したのかなと。
写真は引き続きの京都 東福寺。
Nikon Df TAMRON SP15-30mm F2.8 Di VC USD(A012) ISO500 15mm f/7.1 1/200
日頃は非公開の文化財公開の一環らしいですが、龍吟庵という東福寺の第三世住持・大明国師(だいみんこくし)(無関普門)の住居跡です。
昭和の名作庭家・重森三玲(しげもりみれい)が手がけた西の庭「龍の庭」は龍が海から顔を出して黒雲に乗って昇天する姿を石組みによって表現されていて、竹垣には稲妻模様が施されています。
きっとまだ時季には至らずということだったのかな、この龍のようにいつか顔を出せるように、やるべきことが定まったという意味ではとても良い経験になったなぁと夕方になっても昨晩の痛飲を感じながら、まどろんでいるのでありました。